
|

|




わが国は少子・高齢化の時代となっています。
軟食を好み、噛む機能を失うと全身の機能発達が低下し、将来に不安を残します。
日本歯科医師会と厚生労働省は8020運動を唱えて、歯の数とそれによる咀嚼の重要性を訴えていますが、
残念なことに咀嚼機能を評価する手段が無いことから、このことは広く認識されてはいません。
眼には視力検査が、耳には聴力検査が確立され、それに応じた適正な医療がなされています。
歯科医療にも咀嚼機能の評価ができる検査法を導入すべきでしょう。
この観点から弊社は5年にわたり研究開発を続け、特許と特願を基に、
咀嚼機能評価システムを事業化し、歯科医療の向上に貢献しようとするものです。
■ 食育基本法とMMシステムについて
- ◆はじめに
-
・少子高齢化の時代に対応して、平成12年「健康日本21」に続き、平成17年6月に「食育基本法」が交付されました。
-
・「食育基本法」の基本理念は、健全な「食」生活の実践により、
☆国民の健康寿命を延伸する。
☆国民のQOL(人生の質・命の質・生活の質)の向上に貢献する。
ことを目的としています。
- ◆歯科保険の立場から食育推進の背景
-
・「食」を通して健康寿命を延伸するためには、その基盤となる小児期から高齢者に至るまでの「食べる器官である口腔の健康」と関連させて「食育」を推進していく事が重要であります。
-
・歯の健康に関しては、平成元年「8020運動」をスタートに様々な取り組みが行われてきましたが、今後更に、歯科業界として「噛ミング30」運動により、各ライフステージに於ける課題を重点に「食べ方」支援による取り組みを行い、食育を推進していこうとしております。即ち、
@小児期(乳幼児・学齢期):この時期は食生活や食習慣の基礎を形成する重要な時期、正しい「食べ方」を会得する事。
A成人期:この時期は2段階に分かれ、若年層は、欠食や誤った知識に基づく食生活の乱れ、中高年層は、生活習慣病の予防や対策。
B高齢期:年齢とともに口腔機能が低下する為、減退する食べる機能に対して口腔機能の維持・向上を目指すこと。
等を目標重要課題としております。
- ◆平成19年6月、日本歯科医師会、日本歯科医学会、日本学校歯科医会及び日本歯科
-
衛生士会の4団体は、「食」は命の源であり、「食」の入り口となっているのが「口」、
従って、「口」から取り込まれた食物を十分に咀嚼して食べることが快適な食生活を
送る基本であり、この「食べ方」の基盤となるのは、「健康な歯・口を保つこと」
である、と食育推進宣言で述べています。
- ◆MMSの効果:
-
前述の各ライフステージの課題に対する「食べ方」支援による効果に対し、
1、その効果を、数値により確認される。
2、個人のデータが全て保存される為、経年の数値の変化で個人の課題を的確に把握が出来て、「食べ方」支援が効率よく行えることから、その効果を生涯継続させていくことができる。
以上の点より、MMSは食育基本法に大きく貢献いたします。
※引用文献:平成21年7月13日 歯科保険と食育の在り方に関する検討会報告書
■ 8020 活動とMMSについて
- 1. 8020 活動とは
-
“8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。
平成元年、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、 自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきました。
なぜ、あえて8020という数字を掲げたのか、 その理由は…… 智歯(親知らず)を除く28本 の歯のうち、
少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 おいしく食べられるからです。
つまり、 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。
この運動を、国民運動としてさらに発展させていくために、歯科に関係のある各種団体、企業の協力のもと平成12年12月1日、
厚生大臣(現厚生労働大臣)の許可を得て設立されたのが「(財)8020推進財団」。
その事業活動は、8020運動の推進はもとより、
口腔と全身との関係に関する情報の 収集・提供・調査研究などを主な柱としています。
- 2. 8020 活動の目的
- ◆ 8020 活動達成により、国民の平均健康年齢を上げる事。
- 3. 8020 活動の問題点
- ◆ 80 歳にならないと結果が判明しないこと。
- ◆ 80 歳以前に自歯が20 本以下になると活動に参加できない。
- →半数以上の方が早い段階からその対象から外れてしまう。
- 4. MMSの役割
- ◆ 8020 達成者の咀嚼能力を数値化して、8020 目標値を策定する。
- ◆ 各ライフステージの咀嚼能力値をデータ化して、ステージ毎の目標値を設定する。
- →8020 達成のためのマイルストーンを策定する。
- ◆ 20 本に未達となった方は、8020 の能力と同等となるよう歯科医の治療を受ける。
- 5. その他
- ◆ 8020 達成者は、各地域にて表彰・登録されているので、男女別100 名の咀嚼効率を測定して、目標値データを作成する。
- ◆ 8020 以上と8020 以下の差及び義歯との優位差などの比較データを作成する。
- →8020 より義歯の方が良い結果となる場合がある。
- ◆ 各年代別の咀嚼能力のデータを測定する。
(ご参考)

東京都歯科保健目標「いい歯東京」 (PDFファイル:約120kB)


|

|